住友電気工業、中間期純利益で過去最高を更新し配当を増額
住友電気工業は、中間期純利益が前年比62.7%増の1593億8400万円と過去最高を記録しました。2026年10月30日に発表された四半期報告書によると、データセンター関連製品の需要増加に加え、電力ケーブル、自動車部品、フレキシブルプリント回路の堅調な販売が好業績を牽引しています。中間期売上高は2764億9100万円と、前年同期比で16.5%増加しました。
同社は、売上高の増加、製品構成の改善、徹底した生産性向上、売値改善に加え、円安の影響も利益を押し上げた要因としています。中東情勢による原価上昇はあったものの、それを上回る収益性を確保しました。営業利益は43.5%増の2195億6700万円、営業利益率は29.3%に拡大しました。
好業績を受けて、住友電気工業は年間配当予想を修正し、1株当たり44円に引き上げました。これは、これまでの予想39円から5円の増額となります。中間配当は1株当たり19円です。
今回の結果は、データセンターインフラや電気自動車といった成長分野での事業展開が奏功していることを示しています。特に、情報通信関連事業における光デバイスの需要増加が業績を押し上げています。これらの結果は、住友電気工業が複雑な世界経済の状況下でも、成長の機会を捉え、収益性を高める能力を示していると言えるでしょう。