三菱電機、上半期業績は大幅増収増益、通期見通しを上方修正
三菱電機は、2027年度上半期において、データセンター、半導体、防衛などの分野で堅調な需要を背景に、大幅な増収増益を達成しました。また、通期業績見通しを上方修正し、今後の成長に自信を示しています。
2026年9月30日までの6ヶ月間における連結売上高は3兆1250億円となり、前年同期比で3.9%増加しました。調整後営業利益は3447億円と、2.3%増益を記録しています。これらの結果は、各事業分野での売上増加に加え、収益性・効率性改善の取り組みが奏功したことによるものです。売上高と調整後営業利益はいずれも上半期として過去最高を更新しました。
今後の見通しについて、三菱電機は2027年度の通期売上高を6兆5500億円(前回見通し比2800億円増)、調整後営業利益を7兆1000億円(前回見通し比9000億円増)と上方修正しました。これは、FAシステム、空調・家電、インフラなどを中心とした売上高の増加、および半導体デバイスなどの収益性改善を反映したものです。
さらに、三菱電機は自己株式取得プログラムを発表し、上限2000億円を上限に自己株式を取得する予定です。また、1株あたり30円の中間配当を決定し、期末配当も30円を予想しています。これらの措置により、株主還元への取り組みを強化し、総還元性向は69%に達すると見込んでいます。
今回の業績は、自動化設備、省エネソリューション、高度な半導体に対する世界的な需要の高まりを背景に、日本の産業界全体が好調な状況にあることを反映しています。通期業績見通しの引き上げは、三菱電機がこれらのトレンドをうまく活用し、さらなる成長を遂げられることを示唆しています。